「年収100万円達成」という話は聞いても、要したコストの話はあまり聞かない。
わたしはたった一年で辞めた底辺ライター。
話にならないレベルだが、せっかくなので
どんなものにお金をかけたのか思い出せる範囲で書いてみようと思う。
こんなにお金がかかるものだと思っていなかった
というのが正直な気持ちである。
①作業環境の整備費
モニター、マウス、キーボード、リストレスト、後付けデスク、PCスタンド、デスクライト、ルーター、LANケーブル
ゾッとした。
こうして振り返ってみるとめちゃくちゃ買ってる。
もっとあるかもしれない。
モニター
執筆作業は調べものをしながら進めることが多いため、モニターは必須。
これを買ってウンと作業しやすくなった。
モニターをメインにしてノートパソコンをサブにすることもできるから便利。
PCスタンド
ノートパソコンしか持っていないためこちらも必須。
スタンドがないと姿勢が悪くなり、身体のあちこちが痛くなる。
もちろんスタンドを使っても長時間作業をすればどうしても身体に支障は出るのだが、ないよりはずっといい。
わたしが使っているのはボヤタ。
ルーター・LANケーブル
いにしえのルーターを使っていたため、新しいものに変えて通信速度が驚くほど改善した。
さらにLANケーブルを使ってルーターをパソコンの近くに設置することで、オンラインでの打ち合わせや講義もストレスフリーで実行できた。
マウス
手が痛くなるのをどうにかしたくて購入。
なかなか合うものが見つからず、最終的に5つ(もとからあったものが2つ・新たに購入したものが3つ)もそろえてしまった。
マウスはしばらく使ってみて初めてなじみ具合がわかる。
仕方ない面もあるけれどさすがに買いすぎた。
ロジクールのBluetoothマウスが一番しっくりきたので、最近はずっとそれを使っている。
デスクライト
卓上のミニライトを使っていたが、PCスタンドやモニターを照らすには小さすぎるため大きめのライトを購入。
デスクをネジで挟み込むタイプだから作業スペースを広くとれてよい。
角度や照度も調整できる。
Webライター関係なしに、これは買ってよかった。
キーボード
マウスと同様、手の痛み対策として購入。
波打つような変形デザインになっていて、これが手の疲れを軽減させてくれるらしいが
なかなか使い慣れず結局前のキーボードに戻ってしまった。
現在も使っていない。これは無駄だったかなと思っている。
リストレスト・後付けデスク
こちらも手の痛み対策として購入。
リストレストはキーボードやマウスの手前に置いて使うフワフワなもの。
後付けデスクは名前のとおり、作業スペースを広くするためにデスクにひっかけて使う台。
どちらもわたしにはあまり効果がなかった。
結局、適度な休憩を入れるのが一番の対策かなと思う。
その他
わたしは変えなかったが、机や椅子などにお金をかける人もいる。
特に椅子は何度も買い替えようと思ってお店で試座したけれど、決められなかった。
理由はお値段とサイズ感。
高性能の椅子はだいたいデカいのだが、わたしの部屋は狭いため明らかにアンバランスである。
ここで思い切ることができればよかったのかどうなのか。
②スキルアップ講座の受講費
通信教育、オンライン講座
通信教育
某大手通信教育の教材を購入。最後は資格試験に挑戦し、無事に合格した。
ちまたでは無意味な資格といわれている。
クラウドソーシングのプロフィールに資格保有の旨を記載し仕事を獲得したが、それが決め手になったかどうかはクライアントに聞いていないのでわからない。
ただ、この通信教育で学んだスキルが仕事に役立ったかと言われたら、役立ってはいない……かな。
オンライン講座
決められた日程に授業があり、オンラインで参加する。
スキルアップというより受講者同士の交流がメインで、講座終了後もコミュニティは継続。
ライティングスキルのほか、SNS運用やKindle出版なども含めたセルフブランディング術を学ぶ講座だった。
かなりの高額だったが相応の内容だったと思っている。
ここでのコミュニティをうまく活用できればよかった。そこらへんの話は別記事に。

実際にWebライター活動をしてみてわかったのは
ライティングスキル自体に高いお金を払う必要はないということ。
YouTubeやブログから無料で学べるし、経験者がこぞって「Webライターになる方法」というテーマの本を出しているので、高い受講料を払うよりもこちらを読むほうがいい。
基本的なことを教えてもらったら、あとは自分で経験するしかない。
やってみてわかることのほうが多かったし、人のやり方よりも自分なりのやり方のほうがうまくいくケースもあった。
③ツール利用費
MindMeister、SocialDog、Adobe Illustrator
MindMeister
マインドマップを作成するためのツール。
執筆の際、書きたい要素を簡単に並び替えることができるため、記事の構成作りには欠かせない。
無料版はマップ3つまでしか保存できないため、やむなく課金。
マインドマップのツールはほかにもある。わたしはXmindを使ったこともあるが、MindMeisterのほうが使いやすいと感じた。これは人による。
SocialDog
SNSの高度な投稿や分析をするためのツール。
わたしはX(旧Twitter)をやっていたので、ツリー形式の予約投稿をするために利用した。
しょぼいアカウントだったため、分析をしたことはない。
無料版がないためやむなく課金。
しかし十分なSNS運用ができなかったため、無駄な出費に終わった感は否めない。
Adobe Illustrator
イラスト作成ツール。
XのヘッダーやブログのアイキャッチはAdobe Illustratorで作成していた。
Webライターとして仕事を獲得する前、いろんなスキルを身に付けたいと思い学んだうちの一つ。
ほかにPhotoshop・Premiere Pro・After Effectsといった、Adobeのひと通りのツールを体験した。
初めはAdobe Creative Cloudというパック料金を払っていたが、のちIllustratorのみ課金。
Adobeのツールを使ってみたいという興味本位で購入したため、Webライターに必須のツールではないし、初心者には難しすぎるという印象。
それでもIllustratorだけはそこそこ楽しめるレベルまでいけたので、機会があればまた課金してもいいかなと思う。
ちなみに本ブログのアイキャッチはcanvaで作成している。
その他
AIツールにお金をかけるのは当たり前の時代。
わたしはそれができなかった。
Chat GPTは無料版しか使ったことがない。少しは役に立ったけれど、本気でWebライティングに取り組むなら有料版を使いこなす根気とやる気は必須。

④ブログ運用費
サーバーレンタル、有料テーマ、アイコン作成
ポートフォリオとして活用するためにブログをやっていた。
初めは実績ゼロから仕事を獲得しなければならないので、スキルを証明する有効な手段だと思う。
有料テーマはSWELLを購入。今のブログもSWELLを使っている。
洗練されたデザインがお気に入り。
じわじわとドメイン力がついてきたころ、Webライターとともにブログも辞めた。
このブログは新しく始めたもの。
SWELLは買い切り型なので、また買うことになってしまった。これぞ無駄な出費。
アイコンはココナラで2,000円くらい。
Xやクラウドソーシングなども同じアイコンで統一した。
短い期間ではあったけれど、素敵なアイコンとともにWebライティング活動ができたことはうれしかった。
⑤書籍購入費
執筆ジャンルに関する書籍
知識のないジャンルを執筆するには勉強しなければならない。
ほとんどはネットを利用するが、足りない場合に書籍を購入した。
といっても、ライター歴はたったの一年だったので3冊くらいしか買っていない。
番外編:お金をかけなかったもの
コワーキングスペースやカフェを作業場所として利用している人は多い。
自宅よりも作業がはかどるならお金をかける価値は十分にあると思う。
しかしわたしにとってはハードルが高く、結局一度も利用せずに終わった。

まとめ
Webライターはパソコンとネット環境さえあればすぐに始められる。
しかし本気で続けるなら他にも必要なものはある。
個人で事業をするなら当たり前の話なのだが
会社員にとって「経費」という考え方はなじみが薄い。
覚悟しているつもりでもどこか甘くなってしまう。
いやわたしだけか。
必要なものには喜んでお金をかける。
その分必死に働いて取り返せばいい。
そんなふうに迷わず行動できる人が成功するのだろうなと思う。
とはいえ、底辺ライターの場合はそこまでお金をかけられないのが現実。
初めのうちはいかに労働量をこなせるかが勝負だ。
厳しい世界に甘々な考えで乗り込んだわたしの失敗談。
少しでもお役に立てたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
