たとえ初心者ライターであろうが低単価ライターであろうが
クライアントには言いたいことを言ったほうがいい。
むしろはっきりしない・何がしたいのかわからないままでは一生底辺ライターで終わると思う。
権利は主張したほうがいい
報酬の受け取りで困ったことがあった。
クラウドソーシングを利用した場合、報酬の支払いはサイトを通して行われる。
しかし納品しても一向に支払われない。
相手は企業である。
おそらく営業と会計は別部門だろうし、スケジュールの都合もあろうから仕方ない。
初心者の分際で催促するのもなぁという臆病な言い訳を作り、しばらく待つことにした。
1か月ほど待っただろうか。
さすがに遅すぎる。
こういうときにテキストメッセージはひんやりとした印象を与えがちだ。
打ち込んだ文章を何度も読み返し、失礼のないよう、できる限り丁重に催促メッセージを送信した。
どうやら先方は忘れていたようだった。
申し訳なさそうな返信が届き、すぐに振り込まれた。
催促するのは嫌な気分になるし、なかなか勇気がいるものだ。
それでもこちらとしては納品完了しているわけなので報酬をもらう権利がある。
どう考えても先方側でブレーキがかかっていると判断した場合は、迷わず権利を主張すべきだと学んだ。
ルールは守ったほうがいい
クラウドソーシングにはさまざまなサイトがあり、サイト別に独自のルールが設けられている。
しかし、わたし含め受注者の中にはルールをよく把握していない人もおり
それは発注者も例外ではない。
わたしはクラウドワークスを使っていたが、ルールをよく把握していないと思われる発注者に複数出会った。
たとえば直接契約はできないことになっているのに持ちかけてきたり、サイトから許可を取らずにSlackやLINEなどで連絡を取ろうとしてきたりした。
もう辞めたので白状すると、わたしもクラウドワークスで仕事をした相手と直接契約をしてしまった。
知らなかったでは済まされない。しかし他のライターも同じことをしていたため、それが自然な流れなのだと思い込んでいた。
知ったのはWebライターを続けるか迷っていたタイミングだった。
その後もクラウドソーシングでいくつかの仕事に応募し、Webライティング業務以外で1社と具体的な話に進んだ。
仕事内容も報酬も希望に合致していたので前向きに考えていたが、当たり前のように直接契約を持ちかけられた。
規約上できないのだと説明すると納得してくれた。やはり知らなかった様子だ。受注者にも発注者にも知れ渡っていないこのルールってどうなんだろう。
クラウドワークス上で双方合意のボタンを押し、さっそく業務開始と思いきや
今度は履歴書の送付や契約書への押印を求められた。
初めてのことだったので戸惑ってしまった。
クラウドワークスで履歴書?契約書?聞いたことがない。またしても勉強不足だった。
急いで調べたところ、基本的にクラウドワークスは契約書を交わさずとも安心して取り引きできるシステムが構築されているとのこと。
ただ必ずしも契約書を交わしてはいけないというものでもないらしい。
わたしは先方に確認し、手続き上必要だということなのでそのとおりにした。
結局、契約書の内容に気になる点があり契約には至らなかった。
グダグダと引き延ばしたあげく契約しないんかい。
先方には大変な迷惑をかけてしまったが、こころよく受け入れてくれた。
その後クラウドワークスを使うことはなかったが、最後の最後までルールをよくわかっていなかった自分に失望した。
クライアントに頼りきりではいけない。
Webライター、ひいてはフリーランスの軸として仕事上のルール把握はマストであると痛感させられた。
嫌なら契約を解除したほうがいい
クライアントとは相性次第なので、気持ちよく仕事ができないと思ったならばライター側から契約解除を申し出る勇気も必要だ。
わたしは思うところがあって、クライアントに契約解除を申し出ようか迷っていたが
結局できなかった。
ここで縁を切ると仕事がなくなると思ったからだ。
書けるジャンルもない。ポートフォリオもない。わたしにはもう新たな仕事を獲得できる自信がなかった。


そうこうしているうちに、Webライターを続ける気力を失った。
「Webライターを辞める」というのが契約解除の理由になった。
さまざまなクライアントと仕事をする中で相性の合致する人(企業)と末永く、という形が理想だと思う。
その準備段階としてクラウドソーシングで実績を積むことが大事だ。
わたしは準備段階から努力を怠った。
クラウドソーシングでの仕事探しが想像以上に難しかったからだ。
今となっては言い訳でしかない。そこらへんはまた別記事にて。
底辺ライターでもクライアントとは対等
本ブログで書いたようなことは、人によっては当然のこととして何の問題もなくやってのけるのかもしれない。
自分の意見を言いにくいとか相手の反応を気にしすぎるとか
そういった自覚がある人にはぜひ参考にしてもらいたい。
わたしは自分みたいな底辺ライターがクライアント様にもの申すだなんてとんでもないと思っていた。
しかしWebライターとして仕事をもらう以上は、初心者だとか底辺だとかは一切関係ない。
逆にそんな理由でヘコヘコしていたらクライアントに失礼だ。
クライアントとは対等なのだから堂々ともの申せばいいのである。
むしろクライアントと良好な関係を築くには十分な意思疎通を行うことが必要ではないか。
つまるところ、コミュニケーション抜きに良い仕事はできないのだ。

権利を主張できる、ルールを守れる
はたから見てもそのようなライターはカッコイイし、仕事を頼む側からの信頼も厚くなるに違いない。
おわりに
ただでさえWebライターは弱い立場にある。
しっかり勉強を積んで自分の考えを持ち、自立心を育てなければならない。
わたしにはその覚悟がなかった。
わたしの失敗が誰かの成功につながりますように。
ご覧いただきありがとうございました。
