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【Webライター体験記】AIを拒否しまくって挫折した話

Webライター体験記 AIを拒否しまくって挫折した話

AIなんて難しそう。
使いこなせるわけないじゃん。
そんなのに頼らなくてもうまく書いてみせる。

こんなふうに考えていたから
わたしはWebライターを続けられなかったのだと思う。

目次

文章が得意ならWebライターになれるのか

Webライターとして1年間活動し、最高月収7万円で挫折しました。
このブログでは当時を振り返って思うことを書いてみようと思います。

「文章を書くのが好きならWebライターに向いている」とよくいわれます。
わたしもその言葉を信じた一人。
コネなしスキルなしで未知の世界に飛び込みました。

しかし経験してみると、それはちょっと違うような気がします。
もっと大事なことがたくさんある。
中でも重要なのが、AIを使いこなすことだと考えます。

どんなにがんばっても執筆スピードが上がらない

執筆には時間がかかります。
ブログやSNSと違って、書きたいように書くのとは違うからです。
詳しくはまた別記事にまとめるとして
わたしはWebライターを辞めるその日まで、とてつもなく書くのが遅かった。

先輩方が教える「早く書くコツ」なるものはすべて実践していたのに、である。
みんなどんな手を使っているのだろうか?
疑問を抱きつつも、納期に追われてひたすら手と頭をフル回転させ続ける日々でした。

Chat GPTへの拒否反応

当時はちょうどChat GPTが出てきた頃でした。

界隈では話題沸騰。
「WebライターはAIに仕事を奪われる!」
「そうならないために、AIを手なずけましょう!」
「手なずけて、優秀な部下として利用すればいいのです!」
などと有益な情報が飛び交い
興味がなくても自然と耳に入ってくるようなありがたい環境に身を置いていた
……にもかかわらず。

いや~底辺ライターにはまだ早いっしょ。
まずはAIに頼らないライティングをマスターしなきゃね。
そうやって言い訳並べてスルーを決め込んだわたし。

得体の知れないものへの恐怖。
なんか難しそうだしめんどくさそう。
そんなものに頼りたくない。
これが本心。当時は気づいてなかったけれど。
だって……ライターを名乗るのにAIを使うだなんて!?

成功者から学ぶべき「まずはやってみる精神」

今ならわかるのです。
誰だってこわいはずだと。

使い方を共有してくれるライターも、それを興味津々でインプットするライターも
できるならそんなおそろしいものに触れたくはないわけであって。
(なかにはもともとITに強い人もいるでしょうけど)

でも、やるしかないから。
AIの出現はWebライターにとっての脅威。
ならばあれこれ悩んでいる暇はない。手なずけるために行動することが最優先だと考える。

成功する人は
とりあえずやってみる!モノにしてみせる!という
誰にも負けない情熱を持っているのだと思う。

その先に
めっちゃ便利だからみんなに教えてあげよう!
がある人はもう神。

わたしにはどちらも欠けていた。

ライターコミュニティで浮きまくった話

話は戻る。

一向に執筆スピードが上がらぬままWebライター歴1年を迎えた。
月収は7万円。
副業ではない。専業で月7万。厳しすぎる。
しかし「やっとここまで来た」ともとれる。
初めは2~3か月に1回10,000円が振り込まれるのみだったからだ。

Webライター挑戦にあたり「一年で月10万円を安定させる」という目標をたてた。
結果は、やっとこさ7万円到達。
達成は叶わなかったけれど
このままがんばっていればいいところまでいけたかもしれない。

しかし、辞めた。
心身ともに限界だった。
何よりこれ以上の赤字はキツイ。このまま続けるなんて無理。
そんな状態でなぜ参加したのだろう。ライターコミュニティ。

ほかの参加者にはそれぞれ目標があって。
アドバイスをする側もされる側も真剣そのもの。
そして当然のようにAIの話が出てくる。

「こんな機能もあるんですよ!」
「わたしはこれを使っているんです!」
「何それいいですね!」
レベルが高くてついていけない。
いや……違う。みんなのレベルが高いのではない。
わたしのレベルが低すぎるのだ。
そこでやっと現実を知る。

もはやAIは使いたい人が使うものではない。
使って当然なのだ。

ちょっと前までは無料版のChat GPTを試しに使ってみました~だったはず。
わたしが知らんぷりをしているうちに
無料版は機能が限られているから仕事で使うのは厳しいという話になっていた。

夢も情熱もない、おまけに無知すぎる自分が恥ずかしくてたまらなかった。

WebライターになるにはAIを駆使する覚悟が必要

「文章を書くのが好きならがんばれる」という甘さの中に
Webライターに対する誤解があった。

まさかAIを使って文章仕上げるだなんて
始める前には想像すらできませんでした。

強みを活かして働けるなんて素晴らしいと思ったんですよね。
その強みはAIでどうにでもなるという残酷な事実。

ならばAIを駆使しろと?
そこまでしてWebライターになりたかったのか?どうなのか?
結論は否。その程度の覚悟だったにすぎません。

まぁ……書くのが遅い時点で本当に強みだったのかという。(ぴえん)

おわりに

そもそも「AIに興味がない」なんて
Webライターとしてやっていく人間が発する言葉ではなかったのです。
いろいろと未熟でした。
とはいえ、AI以前の時代があるわけですから
挫折をすべてAIのせいにするのは違うのであって。
そこらへんは追々書きたいと思います。

とにかくWebライターを続けている人は本当にすごい。
心から尊敬しています。

これからWebライターに挑戦する方には失敗してほしくない。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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